投資のリターン、どんな要因で変動するの?

資産運用で欠かせない投資においては、価格の変動がつきものです。今回はどのような要因で投資商品の価格が変動するか、その要因について見ていきたいと思います。
リスクリターンとは
リスクと聞くと「怖い」「危険」と言うイメージが先立つ人も多いと思います。投資の世界ではリターンの振れ幅のことを指し、購入価格の上がり下がりの幅が小さい商品は「リスクが小さい」、購入価格の上がり下がりの幅が大きい商品は「リスクが大きい」、と表現します。

変動が大きい運用商品は、大きなリターンを得る場合もあれば反対に下落することもあるのです。また、「心理面・経済面ともに受け入れることができる振れ幅はどれくらいか?」をリスク許容度と言います。
では、リターンの変動はどのようなことが要因で起きるのでしょうか?
変動の要因
投資信託を例に価格が変動する要因を確認します。
投資信託は、運用の専門家(ファンドマネージャー)が国内外の株式や債券などに投資をする金融商品で、投資信託は株式型や債券型、株式や債券などが組み入れされているバランス型の商品があります。変動要因は1つではなく、投資対象によって複数の要因が組み合わせとなります。
投資信託の基準価額が変動する4つの主な要因を見ていきましょう。
株価変動
株式の価格は企業の業績や、政治経済の情勢、投資家の売買によって変動します。
投資信託に組み入れた企業の株式の変動が投資信託の基準価額に影響します。
金利変動
投資対象の国の金利水準が変動すると債券の価格が上昇したり下落したりします。
景気の回復局面(インフレなど)では金利が上昇し、債券価格は下落します。景気が減速すると金利は下落し、債券価格は上昇します。
債券型の投資信託では、金利の変動による債券価格の上昇・下落によって基準価額への影響があります。
為替による変動
例えば米ドル資産が投資対象の投資信託では、米ドルが円安に動いた場合、円換算で投資資産は増加します。円高に動いた場合、円換算で投資資産は減少となります。
信用による変動
国や企業の信用力が株価や債券価格に影響するため、投資信託の基準価額の変動要因となります。
例えば債券の発行体の経営状況や財務状況の変化により、債券の格付けが上下することがあります。株式においても投資対象の信用が低下するようなことがあると、価格の下落につながり、投資信託の基準価額下落の要因となります。
(参考)株価の変動要因

変動と上手につきあおう
お金を使う時期や、お金の性格などによって一部を積極的なリターンを求めた運用にすることも方法です。ですが、リターンは予測ができないため価格の変動を抑える方法として、株式や債券など違う資産クラスを選んだり、国内外の資産を組み合わせること、購入するタイミングを変えて時間の分散をすることが効果的です。
代表的な変動要因以外にも、リスクは投資信託によって異なるため、投資信託の目論見書(もくろみしょ)に記載されているリスクについて必ず確認してから購入を決定しましょう。
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