意外と難しい!?資産の取り崩しを考えたことはありますか?

意外と難しい!?資産の取り崩しを考えたことはありますか?

「人生100年時代」、「老後2000万円問題」、「貯蓄から投資へ」などのワードをきっかけに、資産形成を始めた人は多いのではないでしょうか。老後資金の準備が終わり、いざこれまで貯めた資産を使う時期に入ったとき、どんなペースで、どのように取り崩すかイメージをしたことはありますか?

今回は、普段あまり考えることのない資産の減らし方についてみていきたいと思います。

どうして取り崩しは難しいのか

イメージしてみてください。
毎月コツコツ積立をして、運用で複利効果を得ながら資産が雪だるま式に増えていく時期。
貯めてきた資産を取り崩しながらだんだん資産が減っていく時期。

多くの人はお金が減っていくことに対し、不安が先立つのではないでしょうか。さらに、取り崩しの時期に世界情勢などの影響で下落相場となっていた場合、その気持ちはより強くなるでしょう。人は、利益の喜びよりも損失や失うことで感じる心の痛みの方がストレスを大きく感じやすい性質を持っているため、不安に思う気持ちは当たり前の反応と言えるのです。

その不安を少しでも小さくするために大事なことは、「ライフプラン、マネープラン」に加え、資金を取り崩しで使う時期のプランニングをしておくと言うことです。
本格的に老後生活に入る前に、プランニングに沿った資産の取り崩しを練習することもおすすめです。

老後資金の取り崩しイメージを持つことができれば、自分自身の趣味や好きなこと、家族の記念日をお祝いしたり、孫へのプレゼントなど・・楽しみのために気持ちよく資産を使うことができそうですね。

どうやって計画的に取り崩すか

取り崩しは主に2つの方法があります。

定額」で取り崩す

毎月・毎年決まった金額を取り崩す方法。
例えば2000万円の資産を保有していたとして、毎月10万円づつ切り崩すこと。資産がなくなるまでの期間は「16年8か月」です。

仮に年間想定利回り3%で運用しながら使った場合、資産の寿命は「23年2か月」まで延ばすことが可能です。

定率」で取り崩す

毎月・毎年決まった割合で取り崩す方法。
例えば2000万円の資産を毎年4%づつ切り崩すこと。定額で使うよりも資産の寿命が長くなるところがポイントです。反対に、後半につれて資産全体が小さくなっているため当初よりも手元に戻る資金は小さくなります。

これまで運用で増やしてきた資産を使う時期に入っても、引き続き運用を継続することで資産寿命が長くなります。リタイア後は、リスク資産(株・債券)を確認し、安心して保有できる割合にすることや、保有銘柄をシンプルにしておくことをおすすめします。

また、お金がかかる時期や、使い方は人によってさまざまです。定額・定率で手元に資金を戻す方法だけではなく自分に合った方法を、ライフプラン、マネープランを考えると同時にイメージを持つのが良いでしょう。

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