株式と債券の比率を考える
最近、インフレ対策として資産運用が注目されています。
いざ資産運用をスタートし確定拠出年金で積立をしてみたものの、資産をどのぐらいの比率で保有して良いのか、困ってしまったことはないでしょうか?
今回は、この比率について確定拠出年金では代表的な、株式と債券の二つを使って確認していきたいと思います。
まず、株式と債券の特徴や、リスクとリターンについては以下のようになります。
株式と債券について
- 株式とは…会社にお金を提出した際にもらえる所有権の一部です。魅力としては、株式の値上がりによって売却益が得られることもあります。
- 債券とは…国や会社にお金を貸した際に国や会社から発行される証明書です。魅力としては、満期まで保有すると貸したお金が戻ってくることや、貸している間は一定の利子が受け取れることもあります。
リスクとリターンについて
- リスクとは…価格が上下することにより、購入価格の「振れ幅」を意味します。
- リターンとは…資産運用を行う上で、得られる「収益」のことです。
日本証券業協会「金融商品のリスクとは」より
上記の表を見ていただくと分かるように、購入価格に対してリターンが小さいとリスクが小さく、反対にリターンが大きいとリスクも大きくなる傾向があります。
次に、資産別にリスクとリターンの関係をみてみましょう。
下記の表をご覧ください。この表で、資産別にリスクとリターンの関係がわかります。
この表から、一番リスクとリターンが大きいのは株式で、一番小さいのは預貯金で二番目が債券です。
そして、一番大切なことは「ローリスク ハイリターン」の資産はないということです。
ちなみに、リターンは自分で直接コントロールすることが出来ませんが、リスクは資産の割合によって自分でコントロールすることが出来ます。
日本証券業協会「リスクとリターンの関係」 より
それはどんな方法でしょうか?
「100歳から年齢を引いた比率で株式を持とう」
米国では「100歳から年齢を引いた割合で株式を持つことによって、リスクをコントロールできる」という教えがあります。
例えば… (現在30歳の投資家の場合)
100 – 30 = 70% の株式に対して、債券は30% 保有するということです。
もちろん、リスクの考え方は、人それぞれ違いはあるので、この公式が全員に当てはまるわけではありません。
しかし、年齢とともに株式の比率を減らしていく考えとしては参考になるのではないでしょうか。
最後に…
ご自身で資産運用をスタートされている方は、この機会に、ご自身の株式と債券の比率について確認してみてはいかがでしょうか。
また、まだ資産運用をスタートしていない方は、上記のことを活用して確定拠出年金などをスタートしてみるのも良いかもしれません。
▼企業型確定拠出年金に関するお問い合わせはこちらから
▼合わせて読みたい
Financial DC Japanでは、確定拠出年金の仕組みや運用の知識、年金や社会保険、税金など幅広い情報を短い動画に分かりやすくまとめています。
▼▼FDCJチャンネルはこちら
Financial DC Japan – YouTube
チャンネル登録いただくと最新の動画を視聴することができます。
************************************
企業型確定拠出年金の導入・継続投資教育は当社にお任せください。
企業型確定拠出年金専門の企業として、100社以上の企業様に企業型確定拠出年金の
相談から導入まで一貫してご対応をしております。東京、大阪、名古屋、他全国での
ご対応が可能でございます。
************************************
************************************
企業型確定拠出年金の導入・継続投資教育は当社にお任せください。
東京、大阪、名古屋、他全国でのご対応が可能でございます。
************************************
株式会社Financial DC Japan 代表取締役社長岩崎陽介の書籍、『頭のいい会社はなぜ、企業型確定拠出年金をはじめているのか』(青春出版社)絶賛発売中!
- ★発売後たった2週間で重版決定!
- ★丸善丸の内本店ビジネス書部門・週間ビジネス書ランキング1位(2022年4月7日~4月13日調べ)
- ★ブックファースト新宿店ビジネス書部門・週間ビジネス書ランキング1位(2022年4月10日~4月16日調べ)
- ★星野書店近鉄パッセ店・週間ランキング 1位(2022年4月10日~4月16日調べ)
- ★紀伊國屋書店梅田本店のビジネス書部門・週間ビジネス書ランキング1位(2022年4月11日~4月17日調べ)
- ★三省堂書店名古屋本店ビジネス書部門・週間ビジネス書ランキング1位(2022年4月17日~4月23日調べ)
- ★『ダイヤモンド・オンライン』掲載!
(記事はコチラ → 元野村證券トップ営業マンが教える、社員が得する「最強の企業年金制度」とは)
Amazonから注文ができます! → ご注文フォーム
株式会社Financial DC Japanのセミナーを動画でご覧いただけます!
詳しくはリンクよりご確認ください。
【王道資産運用丸わかりセミナー】
https://fdcj.official.ec/items/88453475
【NISAサポート/iDeCoサポート説明会動画】
https://fdcj.official.ec/items/89343225