インフレでお金の価値はどうなるのか
昨今、『インフレ』という言葉をニュースなどで聞く機会が多くなってきました。
インフレとは何か、自国でインフレが起きた場合のメリット・デメリットは何か、またインフレの対策はあるのか、確認していきたいと思います。
インフレとは・・・インフレーションの略のことです。
物やサービス(物価)の値段が上昇することで、言い方を変えると、お金の価値(購買力)が下がることです。
自国でインフレが起きた場合、どのようになるのでしょうか。
メリットとしては『自国の通貨の価値が下がる』ため、外国の企業は自国の製品を安い値段で取引できるので、輸出が増える傾向にあります。
輸出が増えることにより、自国の企業の業績が良くなります。結果、好景気につながっていきます。
デメリットとしては『外国の通貨の価値は上がっている』ため、外国から製品を購入する際に高い値段で取引をしなくてはなりません。結果、輸入品は物価上昇になり、消費者の生活に大きく影響します。
日本の現在の状況はどうでしょうか。
日本は、多くの製品を輸入に頼っているため国内の多くの製品が物価上昇しています。
総務省統計局が発表した令和4年4月の消費者物価指数をご覧下さい。この表を見ると、令和4年1月から物価の価格が徐々に上昇してきているのがわかります。
総務省統計局 2020年基準 消費者物価指数 全国 2022年(令和4年)4月分 より
※消費者物価指数とは・・・日常生活で私たちが購入する商品の購入する価格の変動を総合して見ようとするものです。
ここで注目していただきたいのが、物価上昇はしているが、賃金の上昇はしているのかとういう点です。
厚生労働省が発表した令和3年賃金構造基本統計調査です。
この表を見てみると、賃金は横ばいになっておりあまり上昇していないのがわかります。
現在の日本は、製品の物価上昇が起きているのにもかかわらず、賃金は物価上昇よりも上がっていないため家計を圧迫するというあまり良くない状況になっています。
このような状況下で、インフレ対策になるものはあるのか、確認して行きたいと思います。
インフレ対策
繰り返しになりますが、インフレとは『お金の価値が下がること』なので現金を持っていても、価値が下がってしまいインフレ対策にはなりません。
では、現金に代わるものとはなんでしょう。
それは、株式などの有価証券や、不動産や金などの現物資産、外貨建て資産が代表的なものです。
株式は、企業の売上や利益が反映してくるため、価格の値上がりが期待できます。
不動産や金は現物資産のため、インフレの影響を受けにくいとされています。
外貨建て資産は、インフレにより外国の通貨の価値は上がるため保有しておくとインフレ対策になります。
このように、インフレ対策にはさまざまなものを保有する必要があります。しかし、全部保有することはお金の面や保管場所などに難しい部分があります。
そこで、今注目されているのが確定拠出年金です。確定拠出年金には、インフレ対策が出来る商品が多数あります。
まだまだ、海外からのインフレの影響で国内の物価の値上げが続くとニュースでも連日聞きます。そのような中で、インフレ対策が出来る確定拠出年金を活用して大切な資産を守る方法を考えてみてはいかがでしょうか。
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