夢や目標を叶える、ゴールベースアプローチ

このような質問をしたことはありませんか?「毎月どれくらい積立をしたら良いですか?」「みんなはどれくらい貯蓄しているのですか?」「運用商品はどれにしたら良いでしょうか?」今回は、この疑問を解決するためのゴールベースアプローチについて見ていきましょう。
ゴールベースアプローチとは
ゴールベースアプローチとは
「将来の夢や目標にむけて、資産の計画と管理をしていくこと」
アメリカでは1990年代から取り入れている考え方です。
金融庁では2019年3月に野村総合研究所による「米国投資商品調査」として、日本においての「貯蓄から投資へ、貯蓄から資産形成へ」などの実現を目的に米国のゴールベースアプローチを参考にするため、深堀り調査を実施しました。
資産運用の基本的な考え方において日本と米国の大きな違いがあります。日本は投機的な売買や短期的な目線から資産運用を考える傾向が高いことに対し、米国では中長期的な目線で分散投資によりゴールを目指します。金融庁が公表した金融レポートによると過去20年間の個人資産の増加について、日本は約1.54倍に対し米国では約3.31倍と大きな開きが見えました。
日本でも、このゴールベースアプローチの考え方を取り入れ、ひとりひとりの目標に向け中長期的な目線で分散投資による資産の成長、自らお金のことを考え行動できるマインドセットへと変化していく風潮になっています。
※「米国投資商品調査」報告書 野村総合研究所
beikokucyousahoukokusyo.pdf (fsa.go.jp)
なぜ目標設定が必要なの?
では、なぜ目標設定が必要なのでしょうか?
夢や目標を描いた目標設定(ゴール)を作り、現状の把握とギャップを埋めるためこれからの戦略を立てることが大切です。
夢や目標、生活の環境や金融資産、収入や家族の構成などは人によってさまざまでひとりひとり異なります。例えば、老後の不安を抱えている人もいれば、子供の将来の学費に対する準備が必要な人、住宅を購入するための費用を準備したい人などです。
自分自身が描く将来。それを実現するために目標の設定が必要になると考えます。ゴールベースアプローチの目的は、「ひとりひとりの夢や目標に向けて資産の計画と管理を実現させること」です。
プランニングの流れを見ていきましょう。
プランニングをしてみよう
ライフプランニング(夢や目標を明確にする)
・豊かな老後の生活を送る
・将来安心して生活ができる
・家族と年1回旅行を楽しむ
など
家計の見える化
・入ってくるお金を見える化
昇給や、例えば育児休業で収入が減る、主婦(夫)の方が就業する、などの予測を立てる
・使うお金を見える化
生活費や、この先のライフイベントの予測を立てる
マネープランニング(運用方針や運用方法を決める)
・目標に沿って必要な金額、期間によって許容できるリスクを確認
・目的ごとにポートフォリオと実際の運用方法、商品を決定する
資産運用では投資信託などの資産額が上がったり下がったりします。心理的な面で言えば、金融商品の値動きに対して一喜一憂しないことが大切です。もし、ゴールにたどり着くまでに資産運用に対して不安になった時は、基本に立ち返りどんな目的でどんな運用方針を決めたのか思い出すようにしてください。資産運用の基本を再確認するのも良いでしょう。
ライフプランニングは、置かれた状況などによって変化するものです。年1回、ライフプランやマネープランの確認をするための家計のメンテナンスや、金融商品のリバランスを行う、と決めるのも良いと思います。
自分自身でもアフターフォローをしていきましょう。資産運用で分からないことは信頼できる専門家に頼るのも良い方法です。
もし、マネープランを実現する手段として確定拠出年金を使っている場合は、年に1度でもログインをして、資産状況や運用状況の確認をしてみてください。
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