確定拠出年金の運用~リバランスのテクニック~

企業型DCや個人型DCに加入した後、当初にご自身で設定したポートフォリオの確認をしたことはありますか?ライフステージの変化や自身の資産状況の変化によって、確定拠出年金の資産配分なども最適な状態を維持することが望ましいです。
今回は、確定拠出年金加入後の資産状況の確認やバランスを整える方法を確認していきます。
運用状況をチェックするタイミングは?
確定拠出年金の加入者や運用指図者には年に1度、運営管理機関から残高や取引履歴を記載した運用状況のお知らせが届きます。
例えば、お知らせが届いた時に運用状況をチェックする、年末にチェックするなど日を決めておけば忘れずに確認ができるでしょう。
確定拠出年金で運用を続けていくと株や債券の値動きによって当初決めたポートフォリオの資産配分が変わり、当初想定したリスクが変わることになります。
相場によって株価が上がれば、全体資産から見て株の比率が高くなってしまい、リスクが高くなってしまうと言うことです。
リバランスって何?
アセットアロケーション(資産配分)に沿ったポートフォリオ(運用商品)のバランスが変わっていた時に、当初決めたバランスに調整することをリバランスと言います。

リバランスには2つの方法があります。
・毎月の拠出で資産配分を変更する
毎月の掛金を「投信A50%、投信B50%」で拠出していたものを「投信A70%投信B30%」のように運用の割合を変更することです。
注意点としてはバランスが整うまでに時間がかかる事と、整った時には再度拠出の内容を変更する必要がある点です。
・運用商品の入れ替え(スイッチング)
資産配分の割合が多くなっている商品を一部売却して、資産配分が少なくなった別の商品を購入します。
注意点としては売買が約定するまでに日数がかかる事や、売却にコストが必要なケースがある事です。

当初のバランスから10%乖離したときに資産配分を見直すなどリバランスルールを決めて実行するのも良いでしょう。
年に1度リバランスをしよう
自分自身でリバランスを行うのが難しいと言う方でも、確定拠出年金の運用商品の中にはさまざまな資産を組み合わせたバランス型ファンドの投資信託がラインナップされています。
バランス型ファンドなら運用会社のファンドマネージャーが私たちに変わってリバランスを行ってくれるので、手間をかけることなく当初決めたポートフォリオを保つ事ができます。
確定拠出年金に加入した後の運用のテクニックとして、自身が考えるアセットアロケーションに沿って年に1度を目安にリバランスを行いましょう。長期投資で時間をかけて資産を育てることができるので、目先の上下に一喜一憂せず大きな流れを見てバランスを整えるのが良いでしょう。
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