投資の割合を決める3つのステップ

資産運用を検討するうえで、どの投資対象にどれくらいの割合をどの商品に投資するかを決めることは最も頭を悩ませるところです。今回はアセットアロケーション(資産配分)とポートフォリオ(運用商品)の考え方を見ていきましょう。

投資割合を決めるステップ

1.お金の色分けをする

2.リスク許容度にあった資産配分を考える(アセットアロケーション)

3.運用商品を決める(ポートフォリオを組む)

お金の色分けをしよう

まずは全体資産がどのような状況か、現状を把握します。その中から、資産運用に振り分ける金額を考えていくためにお金の色分けをしていきましょう。

・すぐに使う日常の生活費
・5年~10年以内に使う予定のあるお金(教育資金、車の購入など)
・10年以上使う予定のないお金(老後資金、家族に遺すお金など)

まず10年以上使わないお金を資産運用に振り分け、中長期(5年以上)使わない資金も、経験や資産状況に応じて運用を検討していきましょう。

資産配分の考え方(アセットアロケーション)

資産配分は、リスクの許容度(どれくらい価格の変動を受け入れられるか)によって異なります。また、リスクの取り方は年齢や収入、資産の状況、運用の目的などによって異なるため、どの投資スタイルが自分に適しているか運用を始める前に把握しておく事が大切です。

以下は、「卵は1つのかごに盛るな」という投資の格言を表した図です。

アセットアロケーションとは運用の資産を国内外の株や債券、不動産などにどれくらいの割合で投資するかを決める事です。

運用商品を決める(ポートフォリオ)

例えば、私たち国民に給付する年金の一部を将来のために運用し資産を増やしているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の基本ポートフォリオは以下のグラフの通りです。
この配分を基本とし、国内外の債券や株式を投資対象とする運用商品を選択していきます。値動きの異なる資産クラスを組み合わせる事で、リスクを抑えながら運用をする事ができます。

企業型DCや個人型DCの運用商品ラインナップはさまざまな資産クラスの運用商品が複数用意されています。2つめのステップで決めたアセットアロケーションに沿って運用商品を選び、投資割合に沿って拠出をしていきましょう。

※出典:GPIFってなに?パンフレットより

アセットアロケーションやポートフォリオも、一生にわたって固定するものではなくライフステージによって段階的に変更していくのが良いです。退職や老後に近づくほどポートフォリオ全体のリスクを小さくしていく必要があると考えます。

確定拠出年金で運用する資産も自分自身の全体資産からアセットアロケーションを組み、どのような配分で運用をしていくか、将来のお金についてぜひ考えてみてください。

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