価格が下がったときこそ好機、つみたて投資の魅力とは?

企業型DCやiDeCoに加入するうえで欠かせない、資産運用。
長期目線で積立をしていく中で経験する下落相場をどのように捉え行動していくのが良いかを考えていきます。
相場が下落している時の心構え
資産運用を続けていくと、マーケットが上昇したり下落したり大きく変動するタイミングを必ず経験します。
安い時に買って高い時に売り、利益を積み上げる事が理想ですが、投資のプロであっても底値を予想することは不可能に近いです。
企業型DCやiDeCoに加入している方は年に1回以上レポートが届き、そこに記載されている評価損益で自分自身の資産の増減を確認することができます。
レポートの作成基準となる時期に市場の大きな下落が重なった場合、自分の将来の年金資産が値下がりをしている可能性が高くなります。
評価額のマイナスに対して不安を感じ、投資信託を「売りたい」と思ったり「運用をストップしたい」と思ったりする人もいるでしょう。
しかし、積立を続けていく上で、相場の下落はチャンスと考えます。
下落のときこそチャンス
投資に対して、怖いと感じている方は多いと思います。なぜなら、リターンを得るためにはリスクが伴うからです。リスクとは、下落する事ばかりを指すのではなく、価格が上振れしたり下振れしたりする値動きの幅の事を指します。
積立で投資の魅力として「ドルコスト平均法」と言う考え方をご存じでしょうか?
ドルコスト平均法とは・・定期的に同じ「購入金額」で資産を買い付けをしていく方法で「定額購入法」と言います。
基本的に企業型DC(マッチング拠出)では給与天引で、iDeCoでは、毎月決まった日に銀行の口座から「一定金額」が引き落としされ、投資信託を購入します。
相場が下落するときは投資信託の基準価額も割安になり、安い価格で口数を多く購入することができます。その結果、投資信託の平均購入単価を下げることができ、価格が当初の購入水準に戻らなくても、その後値上がりに転じた時にはプラスになる可能性が高くなります。

そのため、投資信託が下落したときはたくさんの口数を買えるチャンスと考え、下がっても慌てて売ったり運用をストップする事なく、続けていく事ができます。
ただし、ドルコスト平均法にも弱点があり、価格がなかなか上昇せず下がり続けてしまう場合は損失を抱える時期が長く続いてしまうところです。
一喜一憂せず、「今はたくさんの口数を購入している時期」と考え気長に持ち続けたり、積立の投資対象を分散する事もひとつの方法として考えるのが良いです。
資産の分散、長期投資がカギ
今後も状況によっては、下落相場となる可能性も考えられるため相場の急変への備えとしては「分散投資」と「長期投資」がカギとなります。
投資の世界には「ひとつのかごに卵を盛るな」と言う格言があります。
投資先を一つに集中させるよりも、いくつかに分散した方がリスクを抑える効果が期待できるためひとつの資産がダメージを受けても、ほかの資産でカバーできるように設計することで、全体的なリスクを減らすことができると言うことです。
今後、思うように成果が得られにくい可能性もありますが、投資信託の価格が下落する時期はチャンスです。確定拠出年金の運用は「長期分散投資」を心がけ、一喜一憂せずに淡々と積立を続けていく事で、将来の資産成長につながっていくと考えます。
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