お金が増える思考をインプットしていく投資教育

確定拠出年金の運用利回り(運用利回り=皆さんが運用している資金の利益部分) の分布を見たことがありますでしょうか?どの年も5%越えの高い利回りを達成している人がいる一方、一番多くを占めているのは0~2%くらいの方です。(2019年日経電子版より)
1.利回りをもう少し詳しく知りましょう
利回りと聞いてぴんと来ない方も多いと思いますので、分かりやすい例にしてみました。今回は分かりやすく、100万の単純な利回りを見ていきます。
Aさんは積み立ててきた100万を利回り10%で運用できました。
Bさんは積み立ててきた100万を利回り0.002%で運用できました。

結果はご覧の通り。利回り10%はちょっと多いかもしれませんが、5%としてみても、Aさんは5万円となります。一方Bさんの利回りは一般的な銀行の利回りを参考に0.002%という設定にしました。
銀行に預けて20円…ちょっともったいない気もしませんか?
この差はどこからできるのでしょうか?
2.投資商品の運用をしているか、していないか。
先程の例の10%の想定利回りはあまりないかもしれませんが、証券会社で買える「投資信託」は多くの株や債券を集めて1つの商品として売っている金融商品です。100円から購入できる証券会社もあります。
Aさんの想定は「投資信託」で運用している想定です。
一方Bさんは銀行の定期預金で貯金をしている想定です。
「投資信託」と聞くと「リスクのあるもの。マイナスになるもの」といった印象が日本では根強いですが、10年、20年の長いスパンで投資をしている方の話を聞いたことがありますでしょうか。
筆者も20代から知識もなく「投資信託」を買い続けてきましたが、10年以上経過した現在、色々な金融危機はありましたが、
「投資信託」でずっと利益が出ています。
3.利回りは年で見るのではなく、10年、20年で考える
投資は「複利」という用語があり、利益が出た分を再投資するという考え方があります。下のように、利益を再投資することによって、翌年も同じ利益が出る計算とは異なってきます。

こんな風に計算していくと、毎年10万ずつ利益が出るのではないということが理解していただけますでしょうか。
例えば毎月1万円をずっと、利回り5%の「投資信託」に10年預けたら?という計算をすると?
結果は1,552,823円となります。
単純に120万ではなく、銀行に1万ずつ貯金をするのとは雲泥の差が出てくるのを知っていただきたいです。
気になる方は楽天のシミュレーションでやってみるのがおススメです。
ここで、これってたまたまいい成績だったからじゃないの?というご意見もあると思いますが、1,2年のものでなく、10年、20年の積み立てを継続するということが結果につながります。
筆者も最初は「リスクが…」「マイナスが…」というイメージで始めたのを覚えています。
3.投資教育の大切さ
多くの金融先進国は小学校からの金融教育というものが当たり前に行われており、大人になってからも投資ということに抵抗なく育ってきています。
日本ではやっと、高校の授業に金融教育がちょっとだけ取り入れられるということです。大人になってしまったから、もういいや、ではなく大切なお金の知識を得る機会は必要です。
実際に、世界経済は長期的に見ればずっと右肩上がりで、世界人口も増えており、貧富の差が無くなってきている傾向があります。
その傾向から、今後も世界経済は伸び続けるという予測があります。
投資信託とは?債券とは?どんなものか?というところをきちんと理解していればプロが運用しているため、ある程度価格が安定しておりリスクが自分で選択しやすい商品なのです。
4.お金に働いてもらう。
自分が働いてお金を稼ぐには「限界があります」人は給料や時給で定められた額以上働くには自分の限界を超えていく必要があります。
専業主婦ならば、子育てでそんな時間は無い。という判断になるかもしれません。
そこで、銀行や確定拠出年金で「元本確保」「貯金、定期預金」となっている数年、数十年眠っているお金を起こして、「働いてきてね」と「投資信託」に預けるのは、とても効率の良い方法です。
「お金に働いてもらう」という感覚を持って、お金の知識を身につける投資教育を重要視していきましょう。
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