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自分本位だった過去と変革への決意 – FDCJ創業の背景

本日は、貴社の創業ストーリーについてお話を伺わせていただきます。よろしくお願いいたします。
さっそくですが、FDCJを創業された経緯についてお聞かせください。

創業の経緯をお話しするにあたって、まず私のこれまでのキャリア、そして少し恥ずかしい過去についてもお話させていただきますね。

私は大学を卒業後、野村證券という証券会社に入社しました。
そこで5年ほど勤務したのち、「IFA」と呼ばれる独立系のファイナンシャルアドバイザーとして活動を始めました。

これだけだと一見、キャリアアップのように思えるかもしれませんが、当時の私は本当に自分本位な働き方をしていました。自分の成績や数字を上げることばかり考え、社内で評価されるためにはどうしたらよいのかを優先し、お客様の資産を増やすよりも、自分にとって利益の出る、ギャンブルみたいな投資商品を提案していたんです。一生懸命頑張ってはいたんですけれども、頑張っていた方向性がちょっとずれていたなと思っています。結果として、お客様が損をして去っていくことを繰り返していました。

そんな自分本位だった私を変えてくれた、そして、FDCJを創業するきっかけをくださった、あるお客様がいらっしゃったんです。

厚い信頼を寄せてくれたお客様との出会い

創業のきっかけは、お客様との出会いだったんですね!その方とのエピソードを詳しくお聞かせください。特に印象に残っている出来事や言葉はありますか?

はい。その方は、私が野村證券の新人時代に飛び込み営業で出会った司法書士の方でした。60歳くらいの方で、司法書士の仕事をされる傍ら、京都の街づくりを研究されていました。再婚されて40歳くらいの奥様と、とても仲良く暮らしていらっしゃいましたね。

そんなある日、私にこんな依頼をくださったんです。
「岩崎くん、仕事減らして、研究に集中したいんや。資産運用で、そんなことできるか?」私はすぐに「はい!できます!」と答えました。

すると、「よし、頼むで。」と取引が始まりました。
この方は本当に優しい方で、私の提案には一度もNOと言われたことがありませんでした。どんな商品を提案しても、「頼むで」と、私を信じてくれていたんです。

でも私は、その優しさに甘えてしまいました。
お客様の資産を増やすことより、自分の成績を上げることを優先し、ギャンブルのようなリスクの高い商品を次々と勧めてしまったんです。

「岩崎くん、僕の資産減ってるけど、大丈夫なの?」
そう言われたときも、「なんとかします!」と答え、また同じようなリスクの高い投資を繰り返しました。

独立後も変わらなかったお客様からの期待

新人時代から信頼し続けてくださったお客様がいたというのは、とても心強いですね。その後、独立されてからもお付き合いは続いたのですか?

はい。その後、私は野村證券で勤務しながら、海外留学をしました。
帰国後、野村證券を退社し、独立系のファイナンシャルアドバイザーとして活動を始めることになり、ふたたびそのお客様にお会いしに行ったときも、優しく迎えてくれて「君が新人時代に、研究に集中させてくれるって言ったやろ? あの言葉、覚えてるか?」と聞かれました。

「もちろん覚えています!」と答えると、
「君には期待してるんやで。今まで全然あかんかったけど、また頼むで」と、また資産運用を任せてくださったんです。

変わらなかった自分へ、お客様からいただいた決定的な一言

独立後も変わらず、岩崎さんのことを信じて、応援してくださってたんですね!IFAになった後は、働き方に変化はありましたか?

そうなんです。でも、私は、その期待に応えられませんでした。
そうした期待とは裏腹に、私は独立してもなお、以前と変わらず、自分の利益を優先する働き方を続けてしまっていたんです。
自分の数字のために、相変わらず、リスクの高い商品をご案内して、失敗し、さらに取り戻すために、もっとリスクの高い商品を提案して、また失敗…ということを繰り返していきました。

そして、そのお客様に、いつものように、訪問した時のこと。
それまで何度失敗しても、「頼むで」と言ってくれたお客様が、ある日、私に「もうやめよう」と言ったんです。

信頼を失って初めて気づいた、自分の過ち

ずっと応援してくださったお客様からの「もうやめよう」という言葉。その瞬間、どんなお気持ちだったのでしょうか?

正直、最初は信じられませんでした。
「次こそは!」と何とか取引を続けてもらおうとしましたが、もう遅かった。
「もう連絡してこなくていいよ」と言われ、その日で取引が終わりました。

まさか、新人時代から、8年もの間、自分を信じてくれていたあのお客様が離れていくなんて…

このとき、やっと目が覚めました。

自分を信じて、期待してくれていた人を裏切ってしまった。
あんな言葉を言わせてしまった。
そんな思いが頭を駆け巡って、本当に情けなくて、深く後悔しました。

それと同時に、こんな働き方を続けていたら、自分に明るい未来はないと痛感しました。
というのも、実は、それまで「このやり方は間違ってる」とうすうす気づいていたんです。
その一方で、やめると収入が3分の1になるのもわかっていたので、怖くてやめられなかった。

でも、あのときのお客様の言葉を聞いて、やっと「もう、あかん」と思いました。

過去の失敗から見つけた使命を“FDCJ創業の原点”に

そこからFDCJ創業へと至ったのですね。具体的には、どのような経緯で企業型DCにたどり着かれたのでしょうか?

このお客様を裏切ってしまった経験から、私は心に誓いました。
「金輪際、お客様のためにならない仕事はしない」
「地道にコツコツ、汗水垂らしてやっていこう」と。
そう決意したのが、2018年の8月です。

そこから、仕事のやり方を見直し、投資商品を紹介するのではなく、本当にお客様に役立つ仕組みを探すようになりました。
その中で出会ったのが、企業型DC(確定拠出年金)です。

企業型DCは、非常に透明性が高く、お客様にとってメリットしかないと言える制度です。
「これなら、お客様を不幸にすることなく、心からお勧めできる。」
そう考え、2018年12月にFDCJを創業しました。

お客様が離れていってしまったことは、恥ずかしく、反省すべき出来事として心に残っています。
しかしそれがなければ、今のFDCJの形にはなっていなかったことでしょう。

目の前の利益よりも、お客様の幸せを考えた選択へ

収入が大幅に減ることが分かっていても、ギャンブル的な投資提案をやめようと決意された。その決断にはどんな想いがあったのでしょうか?

そうですね…本当に悩みました。(正直、怖かったです。)
投資のスタイルを変えるということは、収入が大きく減ることを意味していましたから。でも、それ以上に、あのお客様との出来事が、ずっと自分の心に残っていたんです。

あのお客様は本当に優しい方でした。いつも私を信じて、「頼むで」と言い続けてくれていました。なのに、私はその信頼を裏切ってしまった…。最後に「もうやめよう」と言われたあの瞬間は、今でも忘れられないです。

時間は戻りませんし、過去にしてしまったことを取り返すこともできません。
でも、これからの人生で同じような後悔はしたくない。私が過去にしてしまったことで、不幸になる人をこれ以上生み出したくない。だからこそ、お客様が本当に幸せになる仕事をしようと決めました。

それ以来、お客様の立場に立って、リスクの高い選択肢は一切提案しないと決めたんです。
「この提案で本当にお客様が幸せになれるのか?」
「長い目で見たときに、しっかりとお客様のためになるのか?」
そう考えるようになり、自然と企業型DCにたどり着きました。

「これから出会うお客様には、絶対に同じ思いをさせたくない。」
その一心で、今は本当に価値のあるものだけを提供することに全力を注いでいます。

誠実に、三方よしの精神で、金融業界のあり方を変えていく

岩崎さんの様々な経験を経て、2018年12月に創業されたFDCJ。企業型DCを広めるためにFDCJを創業されたとのことですが、経営理念にはどのような想いが込められているのでしょうか?

私たちの経営理念は、
「関わる全ての人の幸せ」
「三方よし」
「人間として正しいことを追求しながら、社会に貢献する」
の3つです。
この経営理念には、本日お話した、設立当初の想いを反映しています。

FDCJに関わったことで、不幸になる人を生み出したくない。
売り手・買い手・世間、どこかが損をするような商売はしない。
そして、ずるいやり方はせず、正々堂々とやっていく。

これが、過去の私の過ちに対する、私なりの償いでもあります。
これから出会うお客様に、そしてこれからの社会全体に、本当に貢献できる仕事をしていきたいです。

本日は貴重なお話をありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました!

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