人生100年時代に確定拠出年金制度が最適な理由

数年前から様々なところで”人生100年時代”というワードが飛び交うようになりました。そんな中昨年2019年にメディアで取り上げられ注目を浴びるようになった「老後2,000万円問題」。
公的年金だけではリタイアメント後、2,000万円不足するという衝撃的なニュースが連日取り上げられました。
そのニュースに伴い注目をさらに浴び始めた確定拠出年金制度。老後資金を今から確保しなければいけないということはなんとなく分かるけど、イマイチ、ピンときていないという方に向けて深堀してお話ししていきたいと思います。
老後の長期化

上記の図は平均寿命の推移と将来推計を表しています。現在の平均寿命(2020年)は男性が82歳、女性が87歳ですが、30年後の2050年には女性の平均寿命は90歳を超えると予測されています。
そして、同じく2050年には男性は5人に1人は97歳まで生存、女性の5人に1人は102歳まで生存すると言われています。
平均寿命と聞くとなんだかピンとこないかもしれませんが、5人に1人と聞くともう少し実感が湧いてきますね。
その老後の生活を支える年金制度。これが誕生した昭和36年頃の平均寿命はというと、男性が65歳、女性が70歳でした。どうでしょうか。現時点で約20年程平均寿命は延びているのです。
人口全体の世代構造はどう変化しているのか?

上記の図の一番左は年金が誕生した時の人口ピラミッドです。当時は9.5人で1人のお年寄りを支えていました。そしてご存知の通り、日本は少子高齢化が進んでおり、現在は2.3人で1人のお年寄りを支えています。
そして、30年後の2050年には1.4人で支えていくと予想されています。
どうでしょうか?日本の人口の予想を具体的に数字で追ってみると、「老後2,000万円問題」というのは決して大袈裟な数字ではないと思います。
人生100年時代に確定拠出年金制度が最適な理由
確定拠出年金制度(以下DC)は約20年程前から国がアメリカの制度を手本としてスタートした制度です。
制度のご説明をお客様にお話しする際に「国が支援している制度です」とお伝えすると「公的年金のように将来もらえなくなる可能性があるのでは?」と聞かれることがあります。
もちろん運用リスクはありますが、DCは制度の仕組みが根本的に公的年金とは異なるので、将来もらえなくなる可能性はありません。
以下の図をご覧下さい。

公的年金制度は左の図のように現役世代が高齢者を支える”公助”の仕組みです。一方、DCは将来の自分に向けて、自分で自分年金をつくる、つまり”自助”の仕組みです。
先ほどご説明した通り、日本の人口ピラミッドは逆三角形を描きはじめており、30年後には老後を迎える人たちを若い世代だけで支えることは困難と予想できます。
人生100年時代、そして少子高齢化が加速する日本において、老後の備えは残念ながら公助の仕組みはだけでは脆弱になってきたため、DCが誕生したのです。
「年金を自分で準備しなければいけないなんて面倒だな」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、プラスに捉えると、ご自身の老後の備えを自分で準備することができる、つまり、自分の努力次第で”老後の備えを自分でコントロールすることができる”ようになるのです。
人生100年時代、そして変化が激しい時代を生き抜くために、DC制度を活用し金融リテラシーを身につけながら、ぜひ老後の備えをはじめてみませんか?
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