いまさら聞けない、金融リテラシーって何?

そもそもリテラシーとは「物事を適切に理解し、判断する事」を言います。金融に限らず、ネットリテラシーやITリテラシー、メディアリテラシーなど生活には欠かせないさまざまなリテラシーの種類があり、リテラシーを高くすることで正しい情報選択ができるため、生活においてのさまざまな選択において適切な判断ができるようになります。
今回はその中の一つ、金融に関するリテラシーについて見ていきましょう。
人生に必要な金融リテラシー
金融庁では4つの分野で15項目の金融に関する知識や経験を身につける必要性を唱えており「生活スキルとして最低限身につけるべき金融リテラシー」を掲げています。
私たちがしっかりとした基盤を作り生活を送るためには、正しいお金の知識を持つことが必要不可欠で、正しい知識を持つことで判断力も高くなり家計管理やライフプラン設計の実現ができるようになります。
以下は、4つの分野と15項目の中から一部抜粋したものです。
① 家計管理
・家計の収支を適切に管理すること。収支のバランスを見て赤字にならないよう黒字の確保を習慣化する。
② 生活設計
・ライフプランの明確化と、ライフプランに合わせた資金確保の必要性を理解すること。
③ 金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
・インターネット取引の利便性は高いが、対面取引とは異なる注意点があることを理解する。
・金融経済教育において基礎となる重要な事や金融経済情勢に応じた金融商品の利用選択を理解する。(金利、単利・複利、インフレ・デフレ、為替、リスク・リターン等)
・保険商品で自分にとって保険でカバーする保障が何かを理解する。
・住宅ローンを組む際の留意点を理解する
・無計画なカードローンやクレジットカードの利用を行わないこと。
④ 外部の知見の適切な活用
・金融商品を利用するにあたり、外部からの知見(セミナーなど)を適切に活用する必要性を理解する。
参考:金融庁 最低限身に付けるべき金融リテラシー
https://www.fsa.go.jp/news/25/sonota/20131129-1/01.pdf
資産運用をしない人も身に付けて欲しいリテラシー
では、「資産運用はしない」と言う理由で投資に関する経済知識や金融商品の知識は備えておかなくても良いのでしょうか?
例えば、電話やインターネット等からオレオレ詐欺や還付金詐欺、投資詐欺や架空請求詐欺などの「〇〇詐欺」と呼ばれるものは手口を変えながらも後を絶ちません。こう言った詐欺から身を守るためにも日ごろから金融や経済のニュースに関心を持ち、金融リテラシーを上げておくことは大切です。
また、ライフプランを実現するためにはマネープランとセットで考える必要があります。「いつまでに、〇〇円を貯めて家族旅行にでかけよう」「豊かなセカンドライフを送るために老後資金として〇〇円貯めておきたい」などのライフプランを実現するために、マネープランは欠かせません。
マネープランを考えた時に、金融経済の知識や金融商品の知識を備えておくと、お金を貯める・増やす方法や手段の幅が広がり、より効率的に資産を増やすことが出来るかもしれません。
豊かな未来を実現するためにリテラシーを高めよう
金融や経済に関してアンテナを高くすると、預金の金利が低い事や世界的にインフレに向かっている事、預金だけではなく株や債券で資産を持つ方法があるなどの知見や知識が増えていきます。
どのような金融商品があり、どのような特徴でどのようなリスクがあるか、例えば専門家の金融セミナーなどに参加して勉強しておけば、自分に合った投資方法を見つけ、適切なタイミングで資産を効率的に増やす事ができるかも知れません。
金融リテラシーは大事な生活スキルです。自分自身で問題を解決ができる能力を備え、これからの未来をより豊かなものにするために家計の金融資産を育てる力も備えていきましょう。
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